XMB multi customizer 導入 2008/02/26_Tue_14:59

自分も結構てこずったので導入法をば。
ちなみに記憶だけで書くため他所のブログ様と異なる記述があった場合こちらが間違っている可能性が高いのであしからず。
これは俺の改造のレポートを参考のために書いているだけなのでまねをする場合は自己責任であることをお忘れなく。
Flash0を書き換えます。flashのバックアップ、できれば一応NANDも一緒にとっておくとなおよし

準備
たけしさんのツール置き場http://sowhat.sokowonantoka.com/からxmb multi customizerとprx recompressorをDLしてきます。
gunzipをhttp://www.gzip.org/#exeからDLしてきます。
psar Dumperをhttp://dl.qj.net/General-Apps/pg/12/fid/15884/catid/151からDLしてきます。
Resurssiklunssi v0.3をhttp://forums.maxconsole.net/showpost.php?p=522430&postcount=1からDLしてきます。
公式FW3.90のアップデートデータをDLしてきます。
SONY公式HPからDLしましょう。
違法にアップロードされたデータを使うのは更なる違法アップロードを助長します。

導入
まずxmb multi customizerを解凍し、ms0:/PSP/GAME/XMBMCにコピーします。
次に、vshmain.prxをxmb multi customizerで書き換え可能な状態にします。
それには2つの方法があります。
一つ目の方法
prx recompressorを使ってvshmain.prxを再圧縮します。
そのためにpsar Dumperを使って公式FW3.90のアップデートデータを展開しておきます。
psarDumperを解凍しms0:/PSP/GAMEにコピーします。
確か3．xxカーネルで起動しました。
起動が成功したら○と□で二回展開します。
どちらが先でもよいですが、ここでは○で展開したことにします。
○を押すとMSのルート(ms0:/のこと)にDUMPフォルダを自動生成しその中にアップデートデータを展開してくれます。
完了するとソフトは自動終了するので、DUMPフォルダをリネーム(例えば、DUMPcir等)するか、PC内の適当な場所に移動させます。
再度psarDumperを起動し、今度は□で展開します。
先程と同様にわかりやすくDUMPsq等にリネームするか、PC内の別の場所に移動させます。

ここでは、リネームしたとします。
まず、パスに日本語およびスペースを含まない場所(C:\直下やD:\直下がわかりやすい)に同じく日本語、スペースを含まない作業ディレクトリを作成(右クリック→新規作成→フォルダ)します(C:\prxrecompressor/等)
gunzipの性質上、パスに日本語やスペースを含むと失敗するようです。
../DUMPcir/F0/vsh/module/vshmain.prxを作業ディレクトリにコピーしvshmain.hdrやvshmain_header.prx等わかりやすくリネームします。
../DUMPsq/F0/vsh/module/vshmain.prxを作業ディレクトリにコピーします。
prx recompressorを解凍し、prxrecomp.exeを作業ディレクトリにコピーします。
gunzipを解凍し、gzip.exeを作業ディレクトリにコピーします。
作業ディレクトリに4つのファイルがあります。
prxrecompを起動し、ヘッダファイルにvshmain.hdrを、ディクリプトファイルに
vshmain.prxを指定します。圧縮率等パラメータは何のことかわからなければ変える必要はありません。
executeすると元のvshmain.prxがバックアップファイルに変わり、あたらしくvshmain.prxが生成されるはずです。
Can't open file等のエラーを吐く場合は作業ディレクトリのパス(ディレクトリの名前と場所)に日本語、スペースが含まれないことを再確認して、vshmain.prx等のコピーからもう一度やり直してみます。
生成されたvshmain.prxはバックアップファイルよりサイズが小さくなっていることが確認できます。
PSPをリカバリーモードで起動(R＋電源)したらAdvanced->ToggleUSB(flash0)でflash0をリムーバブルディスクとして接続します。
flash0の不可視属性(隠しファイル)を解除します。
コマンドプロンプト(DOS窓)で解除する方法
>g：(gはflash0のドライブレター)
G:\>attrib -S -H -R /D /S
で解除できます。(>はプロンプト)
解除したら、f0:/vsh/module/vshmain.prxに生成されたvshmain.prxを上書きします。

以上が1つ目の方法です
二つ目の方法
../DUMPcir/F0/vsh/module/vshmain.prxをms0:/PSP/GAME/XMBMCにコピーしvshmain.hdrにリネームします。
../DUMPsq/F0/vsh/module/vshmain.prxをf0:/vsh/module/vshmain.prxに上書きします。
flash0の接続法は上記

次に、topmenu_plugin.rcoとsystem_plugin_fg.rcoをxmb multi customizerで編集できるように変換します。
Resurssiklunssi v0.3を解凍し、../PSP/GAME/*をms0:/PSP/GAME/にコピーします。
(*はワイルドカード、中のもの全ての意)
../rcoをms0:/にコピーします。
ms0:/rco/に../DUMPcir/F0/kd/sysmem.prxと../DUMPcir/F0/vsh/resource/topmenu_plugin.rcoと../DUMPcir/F0/vsh/resource/system_plugin_fg.rcoをコピーします。
Resurssiklunssi v0.3を起動します。
×を押すと変換が始まります。
自動で終了し、ms0:/rco/doneに変換済みのファイルが生成されます。
それらのファイルをflash0:/vsh/resourceに上書きコピーします。

後は、XMB multi customizerを起動すればグラフィカルに(？)XMBを改造できます。
改造後はflash0に上書きすると適用されます。

初めてのレポ、疲れたー。
なるべくわかりやすく丁寧に書いたつもりですがどうでしょう。